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#716 RICOH GR3 レビュー第4回



今日は事情あって、いまからレバニラ炒めを作らないとならないのでGRD3以外の余計な話はしませんので、余計な話が好きな方は次回以降にまとめて読んでください。

まだまだ新GRD3とは蜜月中で、毎晩抱き合って寝ているような状況だから(あくまでも比喩です。フライフィッシングの神様に誓って言いますが、わたしはバンブーロッド以外とは寝たことがありません!)、アバタもエクボ状態だけど、それでも見えてしまうアバタがあるとすれば、それはオートフォーカスです。

「ブレ、ゴミ、フォーカス」がAPS -CになってからのGRシリーズの3大悪でした。ブレとゴミは今回の手ぶれ補正機構で解決したように思えますが(ゴミ付着問題についてはもうしばらく様子を見ないと改善したかどうか正確にはわかりませんが)、でも、オートフォーカスはまだまだで、GRの弱点を見事なまでに継承しています。血筋は争えないっていうのか、PENTAXという別な血を入れたのにもかかわらず、ほとんど何も変わってないと言わざるを得ない。ちょっと暗いと迷うから、夕方は買い物を頼むこともできない。コントラストが弱いと夏蝉でもないのにジージー言って、挙句にあきらめちゃう。

像面位相差とコントラストのハイブリッドと聞いて「ようやくGRにも春が!」と喜んだけれども、お見合い会場で相手の姿を見た瞬間に「えっ、写真と違うじゃん!」というような騙され感があります。

もちろんGRにはお得意のレリーズボタンの一気押しによるスナップ・フォーカスという飛び道具があるので、スナップ撮影でのオートフォーカス機能不全による不便さはしのげます。じっさいあのスナップ・フォーカスという機能はほんとうに素晴らしいと思います。必要とされている状況と、使い手の気持ち(今こそがシャッターチャンスだと思う撮り手の焦った気持ち)が、見事にひとつの機能になって「えぃ、何が何でもこれが撮りたいんだ!」とシャッターを一気押しすると、あら不思議、見事にフォーカスが合ったスナップ写真が撮れるという、究極のスナップカメラ機能については文句ありません、敬服します。

でも、その素晴らしい機能が、逆に開発陣にオートフォーカスに対しての開発を怠惰にしてしまっているのではないかとわたしは疑っています。「まっ、スナップ・フォーカスがあるし、ここは手を抜こうか」というように。

オートフォーカスそのものは多少は速くなってはいるのでしょうが、ユーザーとしてその実感はありません。開発陣に一層の努力=残業を求めたいところですが、今年から残業については政府の目が一層光ってくるので、そこが心配です。でも、リコーの開発陣には、なんとかこの難攻不落の最後の砦を攻略して欲しいと期待しています。

<本日のまとめ>

オートフォーカスは70点くらいかな。スナップ・フォーカス機能に助けられてますが、それでもマイナス30点はいたしかたありません。


by bbbesdur | 2019-04-09 19:30 | camera