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 新年明けましておめでとうございます。というわけで、正月もすでに3日、今年もスローに始まるブログなのでした。
痔の話」は終わってはいません! すみません、じっさい怠けているわけですが、ふらい人書房からの第2弾『釣り人の理由』の編集作業が終わり次第再開しますので、あらためて今年もよろしくお願いいたします。。
 ところで昨年の暮に山と渓谷社から、友人の稲葉豊さん編集の燻製の本男前燻製が出て、買ってみました。かなり昔から、たぶん30年近く前から、ずーっと燻製やってみたいなあ―、っておもっていたんです。ぼくは長い間フライフィッシングをつづけてきているのでアウトドア仲間が多く、アウトドア・クッキング趣味が高じて店を出してしまった友人もいます。この本の著者の岡野永祐氏もおそらくはそんな経緯で店を出し、本を出すまでに至った人物なのでしょう。
 この本、めちゃくちゃわかりやすい。自分で作ることの出来る料理は数種類のパスタだけという調理ドシロートのぼくにも簡単に燻製が出来ました。というか、燻製という調理方法自体がシンプルだったんだ、ということがわかりました。著者はアウトドア料理を「男前料理」と呼んでいるようですが、つまりはアウトドアで簡単に出来る料理を追求しているようです。著者オススメのSNOWPEAKのコンパクト・スモーカー、桜とヒッコリーのスモークチップをamazonで買い、天井裏で10年以上眠っているツーバーナーを出して来ようかと思いつつ面倒になって止め、カセットコンロでやってみました。まずは初級コースの加工品、本の最初のページに出て来る酒のつまみを燻製して見ましたが、調理という以前の、ただ素材をスモーカーに置いて、スモークチップを燃やすだけでした。本にはないイカサキとイカクンもついでに燻しましたが、味はつきましたが固くなってしまい失敗で、よくよく考えてみればイカクンって、すでにしてイカの燻製だった! アーモンドとかクルミとかイチジクはそのままで食べるより、はるかに旨い! 気を良くして年末にソーセージを買ってきて、桜のチップで燻して、実家での正月料理の足しにしましたが、大好評でした(生まれて初めての正月料理参戦!)。今年は今月末からの沖縄長期出張にスモーカーを持参して、宿のベランダでステーキの燻製にチャレンジしたり、お尻に優しい燻製料理を目指して修行します。

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# by bbbesdur | 2018-01-03 11:07 | around tokyo

#702 ほんとうの青空

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 1週間半、沖縄に行っていたけど、すっきり晴れた日は1日もなく、どんより曇って時々雨のパターンが連日つづいた。冬の沖縄の晴天率は東京と正反対くらいで、めったに気持ちよく晴れない。でもいつもの年だと11月の沖縄はまだ冬とは言えず南風も吹くから、今年はやや季節の巡りが早いように思える。帰りの便で雲の上に出たとき、久しぶりに真っ青な空が視界に広がったけれども、なんだかズルをしてゲームに勝ったようでつまらなかった。やっぱり青空は正々堂々と地面に立って見るものなのである。

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# by bbbesdur | 2017-11-22 21:24 | okinawa

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 吉祥寺のライブハウスにP.W.Rというバンドのライブを聴きに行った。バンドの編成を聞くと、きっと驚くだろう。トリオのリーダーの小林純さんが尺八を吹き、一人はアコースティックギターを弾き、もう一人はエレキギターを弾く。この組み合わせから、どんな音楽が鳴っているのか想像出来る人がいるだろうか。和洋折衷という言葉はこの不思議な組み合わせのトリオには相応しくない。和洋楽器の組み合わせにはなにひとつ違和感がないのだ。和でもない、洋でもないアンサンブルが観客を音楽の坩堝に巻き込んでいく。小林さんの尺八の音色が曲によって明るくもなり、暗くもなるのが、なによりも不思議だ。尺八から出てくる音には、西洋でいえば同じくシンプルな管楽器のフルートでは表現出来ない、音色のあわいとでもいうべき微妙な色彩が滲んでいてほんとうに素晴らしかった。ギターシンセサイザーを駆使した第2部の導入とラスト近くに披露された新曲『この道の先の空』(だったとおもうが曲名には自信がない)はパット・メセニーのバンドに尺八がソロでフューチャーされたような錯覚さえ覚える強烈なインパクトだった。バンドとしての初アルバム『Pure Well Right II』もリリースされたということだ。いやはや尺八がバンドの中心だなんて、武満徹もビックリのオクトーバー・ステップスを聴いた感動の雨の日曜日だった。

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# by bbbesdur | 2017-10-15 23:37 | around tokyo