#288 リーダーの条件(落ちこぼれ集団の場合)

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 昨年のいまごろ、ほとんど唐突に始まった会社の同期クラス会が2年目を迎えた。学校じゃないのにクラス会なのは、入社した直後から半年間のながきにわたり、研修所で5クラスに分かれておなじカマのメシを喰い、営業トレーニングを受けたからだ。1組から優秀な順に振り分けられたという噂だった。だから5組のぼくたちは落ちこぼれの第5集団らしかった。おもえば入社した瞬間から落ちこぼれというのもせつない話だが、だからかどうかお互いをライバル視することなく奇妙な連帯感で結ばれていた。
 あらゆる集団がそうであるように、各クラスにリーダー的存在が自然発生し、5組ではこの写真の人物がそのひとりだった。もちろん29年前、彼は青年だった。けれど、昔から、こんなイメージだった。
 昨夜、2次会の店を出たら、たまたま彼とふたりきりになって、いっしょに千代田線に乗った。ぼくたちは沖縄のことを話していたけど、じつはぼくは彼の顔を見ながら、この男が我々のクラスのリーダーたりえた理由をかんがえていた。
A説 落ちこぼれ集団のなかでもっともマシだったからリーダーとなりえた。
B説 もっとも落ちこぼれていたから、落ちこぼれ集団ならではのリーダーシップを発揮することができた。
 いまのところぼくの気持ちはB説に傾いているのだが、断定する前に本人のコメントを聞いてみよう。yusuke、どうおもう?
 with GRD3 2010/1/29撮影 赤坂
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by bbbesdur | 2010-01-30 14:26 | around tokyo