#158  タテのものを、ヨコにもしない、こともない

a0113732_2048294.jpg

 ぼくはそれほど面倒くさがり屋じゃないから、縦のものを横にするくらいのことはする。というか、じつはぼくは模様替え魔なのです。そうはいっても狭い部屋だから、どこになにを置くかなんていう選択肢はほとんどなくて、物の配置はおのずと決まってしまう。模様替えなんて、ほんとうはやりようがないくらい狭い。それでもするのだ。
 というわけで、現実空間ではやりようがないので、仮想空間でやっちゃいます。で、ちょこちょこ変えるんじゃなくて、おもいきってタテをヨコにしてみました。ヨコブログっていうらしい。というか、いままでなかったものをexciteが勝手に名づけたらしいけど、たしかに横に進むから、ヨコブログではある。
 たしかにディスプレイは横長なのに、スクロールが縦というのは効率的ではないし、横の画面に縦のフレームが下側に連なること自体がデザイン的には美しくないようにおもう。まあマルチウインドウで横になにか別のものを並べているんだったら関係ないけど。
 ぼくがいいなとおもったのは、つづきものをやるときにひとつ前のものがすぐ脇に見えているところです。できればウンドウを横に広げて見てもらえるといいんだけど、まあそういった余計なことを要求すること自体がデザイン的に問題ありかもしれない。
 ついでにちょっぴり変更したのはタイトルの前に連番をふって、連続性を目に見えるようにしたところ。これはプロフォトグラファー新藤修一さんのblogからのアイディア盗用だったつもりですが、いま確認したら、すでに連番じゃなくて日付に変更されていました。
 しかしいままで縦だったものが、横になると、当然、保守的な人は拒絶反応を示すだろうなあ。ごめん、でも、しばらくつきあってみてくれると、うれしい。こういったのは理屈じゃなくて、ほんとうはたんなる慣れの問題だともおもうんだ。じっさい、半年先にはまた別なのに変えてるはず! 軽い気持ちで斜め読みができる、ナナメブログとか、だれか開発してくれたら、実験台になります!
 世界で初めてワープロを開発したのは米国XEROX社で、そのときディスプレイはレターサイズ(日本のA4に近いサイズ)の縦型だった。米国の大半の書類がレターの縦だからだ。全体が見えることに価値があった。ついでにいえば、ちなみにXEROX 860IPSというワープロにはマウスじゃなくて、いまのMACのトラックパッドにあたるキャットと呼ばれる円形のパッドがついていた。30年前くらいの話だ。じつは世界初のPCもXEROX、世界初のFAXも、画面上のアイコンも、マルチウンドウも、イーサネットケーブルもXEROX、といまぼくたちのネット周りの大半のものが当時のXEROX Palo Alto研究所から生み出されたんだけどね。
 慣れ親しんだものが去ってゆくのは寂しいものです。先日もハルムートさんから浮気者というレッテルを張られたばかりですが、ぼくは前に進まなくてはならない! 金魚ちゃん、またいつか、それまで元気で!
 ちなみに写真は二胡で、バイオリンは横だけど、これはチェロとおなじで縦。筐体には沖縄のサンシンとおなじく、にしき蛇の皮が張られてある。いかんせんこの箱の部分がちいさいから音量がでない。今回ぼくが聴いたようなせいぜい20名くらいのプライベートな演奏会がふさわしいようだ。
 しかし、じつは二胡って西洋から伝搬されたっていう説明を聞いておどろいた。バイオリンがシルクロードを通ってやってくるうちに、弦が2本にまで減ってしまい、筐体もちいさくなったという。そりゃあ、そうだよなあ、タクマカラン砂漠だって通ってくるんだから、弦の1本や2本、なくならない方がおかしい。たぶん筐体は砂嵐で削れちゃったんだ。
 with GRDII 2009/6/20撮影 蓼科
[PR]
by bbbesdur | 2009-07-06 21:31 | news