#675 痔の話 第1回だけど、この先相当長くなるとおもう

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 痔の話だ。長くなる予感がする。痔の治療の話じゃなくて、このブログの記事のことだ。身を切った痛みが自動的に文章に凄みを増し、楽に書き進むことができると期待しつつ書き始めることにする。
 お尻の中心(つまりK門のことだが、ブログ再開にあたって品位を大切にしようと決めたので、極力婉曲な表現で行くのです)に異変を感じたのは昨年のちょうど今頃だった。40歳を過ぎた頃から3年に1度くらい、寒い日がつづいたある冬の朝に、お尻の中心が痛むことがあった。その度に薬局へ行き、坐薬ポラギノールを買って、お尻の中心に挿入した。お尻の中心に遠慮して腰が引けた入れ方をすると出てきてしまうから、痛いのは多少我慢してしっかり奥まで入れ込むことが大切だ。まあ入れ方には個人技があるとして、痔そのものについて言えば、ともかく薬を入れれば、1週間程度で消失するのが常だった。だから一年前にお尻の中心が痛み始めた時も、迷わずにポラギノールを買ってきて入れた。ところがいつもと違って、まるで痛みが引かなかったのである。いや、当時を思い出して正確にいうなら、そもそもがいつもと同じではなかった。お尻の中心は痛むけれども、いつもと違って、なぜかイボ状の膨らみは存在しなかったのだ。だからおかしいな、と思いつつも、お尻の中心は可能な限り他人に見られたくないから、病院に行かずにグズグスとしていた。そうこうしているうちに年度末となり、会社の打ち上げがあって、少しだけ飲み過ぎた。翌朝、いつもにも増して痛むお尻の中心に覚悟を決めて病院へ行くことにした(この時はまったく気づかなかったけれども、明らかにお酒はお尻に影響するのです)。インターネットで会社の近くの病院で評判の良いところを探して、会社帰りに診察してもらった。看護師は全員女性だった。この世には女性にお尻を見せることが大好きな男がいて、その時だけぼくは自分がそういった性向を持った男だと思い込むように努力したが、現実には腰が引けていて、看護師から逆に「もう少しお尻を突き出すようにしてください」と要求されてしまった。医師は男性で、だから良いってものでもないが、羞恥心に壁を向いたぼくが頬を染めているとは知らず、医師はK門周囲膿腫と診断した。抗生剤で治る可能性があるから、まずは薬でやってみましょう、という。ぼくは薬で治らない場合にどうなるのかという質問をするのが怖くて、じっさい口にしなかった。そして薬は効いた。少なくとも痛みは気にならなくなったのだ。こうしてぼくの痔はあっさり治癒したかと思われた。しかし、もちろん薬は単に痛みを抑えていただけだったのだ。以下次回につづきます。

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by bbbesdur | 2017-02-20 20:59 | around tokyo