#606 日本の侵略的外来種ワースト100

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 意図的に持ちこまれようが、なにかの偶然で生育するようになろうが、いまや帰化植物は日本固有の植物生態系を壊すために歓迎されることはない。美しければ我慢する気にもなるが、たいがいの帰化植物は美しくない。平野部における代表格はセイタカアワダチソウだろう。「憎まれっ子、世にはばかる」の謂れのとおり、イヤなヤツというのは、つまりは競争意識が強く、自分の都合を最優先して生きているから、必然的に勢力を広げやすい。そんなイヤなヤツにも弱点はあって、セイタカアワダチソウの場合、他の植物の繁殖を防ぐために放出していた物質が、繁殖し過ぎると自分に作用してしまうらしく、近年は減りつづけているらしい。自分で仕掛けた地雷を踏んで自爆してしまっているわけで、同情の余地はない。
 平野部にも多いが山に釣りに行っても、必ず目にするのがヒメジョオンだ。セイタカアワダチソウと同じく北アメリカ原産種である。開花の季節が渓流釣りのシーズンと重なっている。帰化植物にしては可憐だが、しかしそれにしてもどこの山に行っても、林道沿いに咲いていて、山野の光景を単一化してしまっているから感心しない。セイタカアワダチソウ同様、日本生態学会から「日本の侵略的外来種ワースト100」に選ばれている。
 with E-M5 ED60mm/f2.8 macro 自宅付近
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by bbbesdur | 2012-10-16 21:57 | flower