#575 表参道の紳士倶楽部

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 出張と研修の間隙を突くように、釣り仲間と会った。40歳から60歳まで、世代は2世代にまたがってはいるものの、フライフィッシングに対する狂熱はまったく変わらない。表参道の素敵なお店に集まったから、ぼくたちオジさん以外のお客さんは全員女性だった。コース料理が終わるやいなや、各自持ち寄った玉手箱(通称リチャードソンと呼ばれるフライ収納箱)を開陳して、フムフムと仲間の工夫を称え合ったが、そんな合間にも奥でこちらを気にしている若い女性たちの声が漏れ聴こえてきた。
「デザイン関係の……」
 釣り関係のオジさんと見破られることはなかったようだ。じっさいこのなかの2名はプロのデザイナーなのだから、彼女たちの推測も、悪くはなかった。
 じつはぼくらオジさんたちは、ちいさなフライフィッシング倶楽部を発足させようとしていて、この日は倶楽部ロゴを選定するための東京会議だったのだ。プロのデザイナーふたりの間に見えない火花が散ったようにおもえたが、無事落ち着きベきところに落ち着き、そこは紳士なのだった。ただいま東京の結果を大阪のオジさんたちに伝えて、大阪会議での決定を待っているところである。
 with XZ-1 2012/6 表参道
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by bbbesdur | 2012-06-09 15:07 | flyfishing