#429 言葉依存症

a0113732_7462749.jpg

 犬やライオンやキリンやネズミやゾウが落日や夕暮れや虹や朝焼けに感動している姿や写真を見たことがない。 なぜ人が自然現象に感動するかといえば、それは言葉が人の脳のなかに渦巻いているからにほかならない。「言葉を失うほどの美しさ」というのは、じつはまるっきり嘘っぱちなのであり、おもいっきり言葉で感激しているのである。
 レンブラントは雲と太陽が生み出す光線にイエスの降臨を見た。背後に光の輪を持つ仏像もおおい。どうやら神は光とともにやってくるらしいのだ。
 言葉がないと神は生まれない。演繹すると、やはり神は存在してるわけではなく、言葉が生み出した幻であり、だからこそ世界中の宗教は言葉を重んじるのだ。それがぼくにはどうしてもウソっぽくて、あらゆる宗教から自分を遠ざけているようにおもう。言葉のない宗教があれば、信じる気にもなるけど、それって、どうやって信じるのかなあ?
 GRD3 2011/6 長崎
[PR]
by bbbesdur | 2011-06-29 07:51 | west japan