#356 若者夫婦よ、耳の痛い話かもしれないが

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 夏の沖縄羽田線は、着陸の際、阿鼻叫喚の地獄と化す。赤ん坊から3歳くらいまでの幼児が降下の際の気圧変化で耳に痛みをかんじて、泣き叫ぶからだ。大人はいろいろと調節できるが、幼児には地獄の苦しみらしい。
 離陸より、着陸がひどい。気圧が上がる方が辛いらしいが、これはぼく自身の経験からもわかる。花粉症の真っ只中に釣りに出かけて山に登ると、登りはいいが、下りは頭中に鼻水が詰まったような状態になる。
 降下中に揺れが激しいときなどは、満員の機内に溢れる絶叫に、ひょっとしたらこのジャンボって墜落してるのかと錯覚するくらいだ。
 お願いだから、東京のお母さん、お父さん、ちいさな子供を連れて沖縄まで行かないで! 是非、江ノ島にしてください。水族館だってあるし、美ら海のジンベイザメを見せなくても、幼児の眼には真鯛のおおきさで十分です。砂浜だって黒くても、白くても、砂遊びするにはおんなじです。
 お父さんとお母さんが仲良くするためには、湘南海岸沿いのラブホテルでじゅうぶんです。子供を昼寝させて、お父さんとお母さんは、冷房がとってもよく効いた部屋で火照ったからだを冷やすことができる。やることはおなじです。沖縄のリゾートホテルまで、行く必要ありません。
 いえ、ぼくは別に君たちの若さに嫉妬して、嫌がらせを言ってるんじゃないんだ。ただ、泣きわめく子供が可哀想で、そしてついでに言わせてもらえば、隣りに坐られると、ホント、こっちが泣きたくなるくらいなんだ。お母さんも大変そうだから、もちろんぼくも我慢してるけど、でも、赤ん坊を抱いたお母さんの肩越し30センチくらいの距離から、ぼくの耳に向かって泣き叫ばれると、すべからく世の中の事ごとに対して馬耳東風のぼくでも、さすがに鼓膜が振動していることに気づくんだ。
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 今朝、花壇に水をやったらバッタの赤ちゃんがたくさん跳び出してきて、そんなことをおもいだしたわけだった。バッタの赤ちゃんは飛行機に乗らなくても飛べるようになるし、なにより泣かないからエラい。感心だ。
 with GRD3 2010/7/23、D700 TAMRON 2.8/90mm MACRO 2010/7/25
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by bbbesdur | 2010-07-25 11:42 | okinawa